7月に入ってからというもの
複雑絡み合った糸を解きほぐしていくような日々を送っている。
悪い事は続くのだ。
とはいえ悪い事ばかりでもないのだけれど。
最近はいろんな事をやってみようと行動している
悪い事が続いている原因は大体その辺にあるようだ。
10年に1回しか挑戦しない人間は
10年に1回の失敗(もしくは成功)しか経験しないが
日々挑戦と行動をしていれば、
その回数が多ければ多いほど
味わう挫折と成功の数も多くなるでしょう。
多くの大小の失敗と
いくつかの小さな成功を得て
ここ最近は生きている
行動しない人間は失敗すらしない
もしかしたら行動しない事が
人生においての失敗になりうるのかもしれない
人生はやりたい事をやり切るには短い
問題が山積みな時は
その問題を細かく分解して
焦らずひとつづつ処理していく事
時間が経ってふと全体をみた時
複雑だった問題はいくつかのシンプルな問題に変化している
子供の頃、父親に連れられて行った釣りを思い出した。
頼れる大人が父親しかいなかった無人島という環境で
釣り糸を絡ませてしまった子供に向けられた
感情に任せて放たれた怒り
それを背中にふつふつと感じながら
幼い小さな手でたんたんと糸を解きほぐしていた
あの時のようにひとつひとつ乗り越えていきたい
焦ってはいけない
ゆっくりゆっくり解きほぐすのだ
急ぎすぎるとさらに糸は絡まってゆく
ここ最近は本などを読んだりネットで調べ物をしたり、
自分に新たな知識をインプットしている。
そこから派生した閃きをTO DOリストにぶち込む。
そういう閃きを記録して
また調べて掘り下げて記録して
文字として書き残したりたりする日々である。
blogとして公開するかはどうかは置いといて。
いつか僕のバラバラに蓄積された記録と記憶が
繋がりをもって一つになった時
複雑な奥行きのある意味のある生きた文章になるのではないかな。
僕が薄暗い酒の世界が好きな理由は雑談の中で閃きがあるからなのだけど
言葉としてそれを表してくれるものと出会った。
セレンディピィティ
セレンディピティ(英語: serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外の物を発見する事。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。
引用:wikipedia
セイロン島にいた王子様はよく物を失くしていたが、
見つけに出かけて行く度に、
失ったものとは別の素敵な物を見つけて帰ってきていた
そこから出来た言葉なのだそう。
第二次大戦後、潜水艦の開発に力を注いだアメリカ
潜水艦の音波探知機を開発する過程で、
潜水艦以外の何か、それも規則的な音響を捉える。
調べてみると当時ほとんど何もわかっていなかった
イルカの交信であった。
ずっと考え事をしている。
最近もっぱらうっかり破壊してしまった
バイクのオイルドレンの穴の事を考えている
うっかりにしては高すぎる代償だなと少し落ち込んだりもしたが
調べるにつれて新しい方法や素材を見つけたり
こういう事ができるならこういう物が作れるなとかポジティブに捉えている。
日常の細かい問題解決に向けて色々と行動しているうちに
やってみたい事やワクワクする事が増えてゆく。
最近はとびっきり格好悪い外装のエフェクターを作りたい
例えば缶詰とかを加工した「鯖」とか「かに」とか書いてあったりするやつ。
それをやるための本などは10年近く前に手に入れていたのだけれど
自転車やバイクの為に工具やら何やら買い込むうちに
時間さえ絞り出したらそれがすぐに出来る環境が整ってしまった。
悪い事が続くツイていない時期は誰しも起こりうるが
少し風向きが変わった時に良い事を連鎖させられる鍵は
閃きとアイディアの蓄積にあるような気がしている。
今日もまた僕は考える
そうしてまた目的とは違う事を発見したり理解したりして眠るのだろう。
もうすぐ夏がくる。